号泣する女子高生　幸せ繁盛のコツ357号

橋本典之先生の
「治療家のためのチャクラヒーリングDVD」を
拝見させて頂きました。

チャクラって何のこと？？？

という方は読まなくていいです(^^)

チャクラとかオーラとか興味があって
そこに対して何かアプローチできないかな？
と考えている人だけ読み進めてくださいね。

こういうのは好みの問題もありますし
準備が出来ていない人が扱うと
逆に大きな問題を引き起こすリスクもありますので…。

人間という存在は単なる機械と違って
心も魂もあって目に見えないエネルギーもあります。

特に目には見えないエネルギーの状態が
心や身体にも反映されますから
これからの時代はこういうことも
ある程度知っていなくてはなりません。

チャクラやオーラに関する本も
たくさん出版されているので
興味がある人は読んでみるといいですよ。

でも問題があります。
そういう本は外国人のヒーラーが書いた本で
だいたいややこしい内容です(^_^;)

書いてあることを理解出来ても、
手技療法の現場でどうやってクライアントに
活用すればいいのか？という大事なところが
良くわからないことがほとんどです。

今回の橋本先生のDVDは各チャクラの特色と
チャクラが不調和を起こすと
どんな問題や症状が生じるのか？

ということを丁寧に解説されています。
そして実際の臨床動画DVDも付いています。

私はこの臨床動画がとても面白かった！！

まず冒頭で橋本先生のエネルギー治療がさっぱり効かない！！
そして次に手技をするけどそれもさっぱり効かない！！

これDVDに収録しちゃって大丈夫なの？？？
って思ってしまいました。

動画に出てくるクライアントは
骨折後のリハビリに励む女子高生。

整形外科に行ってても回復が遅くて
本来ならくっついているはずの骨が
なかなかくっついてくれません。

手首を動かすと可動域制限があり
痛みも走ります。

そこで橋本先生がエネルギー治療をしますが
さっぱり効果が出ません。

次にささっと手技をしますが
これもまったく効きません。

さて、橋本先生どうする？？？

女子高生のチャクラの状態を読み取り
チャクラの不調和を感じ取ります。

女子高生の怪我をした時の気持ちに寄り添います。
すると女子高生が泣き出します。

そして橋本先生に対して、これまで誰にも言えなかった
心の奥にあった声をポツポツと語り始めました。

怪我をした時に接触した相手に対する憤りや
なかなか治らない自分に対する焦りなど。

さらには過去の恋愛で傷ついた話も出てきました。

私は映像を見ていて気付いたのですが
そうするうちに女子高生の姿勢が
どんどん良くなっていることに
気づきました。

院内に入ってきたときには
とても苦しそうなアンバランスな姿勢だったのが
自然と力が抜けた綺麗な姿勢に近づきました。

話終わった後に、再度手首の検査をすると
可動域も増えて痛みもかなり減っていました。

その間やったことは、橋本先生とおしゃべりしてただけ。
女子高生の内面に押し殺していた想いを
橋本先生が引出し、それを認めてあげたんです。

とても感動的なシーンでした。

そして、見てて思ったのですが
「てっとり早くチャクラを調整する技術を身に着けたい！」
なんて先生にはお勧めできないなぁと思いました。

橋本先生もこの女子高生に対して
技術で向き合っているのではありません。

真摯に人対人として向き合って
深い愛を持って接していることが
映像からも伝わってきました。

上から押し付けてアドバイスするわけでもなく
一方的に話を進めるわけでもなく

穏やかな空気の中で、女子高生も
自然と自分の内面を語りだせる安心感が
漂っていました。

つまり、単なるテクニックではないのです。
その先生の人間力と愛の大きさが問われます。

だから表面的な小手先テクニックで
何とかしたい先生には不向きです。

結局その人の思考や行動も含めて
その人の在り方がチャクラの状態にも
反映されているわけです。

だから、深い気付きを促すような
高いコミュニケーション力を要します。

心理系のワークを学んでいる先生は
それらの組み合わせるとさらに効果が
高まることでしょう。

心と身体は分けられるものでもないし
どちらかの勉強だけに偏ってはダメだし

両方を統合して観られるような在り方が
これからの時代には求められていると思います。